発達障害っ子の息子は中学校時代の友達と、いまだに仲が良い。
2.3か月おきに、飲み会や旅行に行く。
田舎の義父母が亡くなり、その家にみんなで泊まりに行くと言う。
そういう時は、それぞれ役割を分担するそうだ。
電車のチケット手配やホテル探し(今回はなし)どこで名物を食べるかなど・・・
その友達の中にも発達障害っ子がいる。
彼は割と凡ミスが多く、手配を任せるのは危なっかしいらしい。
だから何もしなくていいよ、と伝えてあるそうだ。
当たり前のようにずっとそうなので、彼も別に気にしていない。
私が驚いたのは、彼がお仏壇にお供えを持ってきてくれた事だ。
おじいちゃんとおばあちゃんに、と自分が勤めているスーパーで菓子折りを買って
きてくれていた。
そしてみんなで手を合わせてくれたそうだ。
誰も彼にお願いをしていないのに、自分自身で考えて行動してくれた。
そんな彼だから、みんなに愛されるのだろう。
発達障害っ子はできない事ばかりの子ではないのだ。
彼らの優しさや思慮深い部分を、もっと大勢の人に知って頂けたらいいなあと思う。
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