【障害】というものに真摯に向き合ったのは、やはり息子が発達障害っ子だと分かった時だ。
20年前に幼稚園教諭をしていた頃、ん?と思う子が入園してきた。
3歳でほぼ言葉がなく、集団生活になじめない。
園長は親の育て方がよくない、と判断した。
当時は【発達障害】なんて言葉は聞いたことがなかった。
もちろん学校でも習わなかった。
だからカナー症候群のような自閉症しか知らなかった。
それしか教科書に載っていなかったから。
今、【発達障害】という言葉は世間で認知されてきた。
でも本当に彼らの困り感や、接し方も知っているだろうか?
言葉だけではなく、もっとふみこんで関わって頂きたいと願う。
素直で優しい人たちだから。