息子が発達障害っ子と判明してから、夫は一切育児に参加しなくなった。
脳炎になって命が危ないかも、と言われた時も病院には来なかった。
学芸会も授業参観日も、休日なのに、家にいるのに
行くことは無かった。
運動会は校庭で、親子でお弁当を食べた。
相変わらず我が家は息子とふたりきり。
入れて~
と、友達の家族に紛れ込んでいた。
だんなさん、お仕事?忙しいのね
と聞かれて、まさか家で寝てるなんて言えないから
適当に言葉を濁していた。
ある時息子に、お父さんは?と聞かれた。
休日なのは知っているから、
あなたの競技だけ見て、帰ったのよ
とごまかした事もあった。
我が子が発達障害だと認めるのは、辛いことだ。
全く先が見えない暗闇に押し込められたようになる。
おそらく見栄や世間体も加わって、
ますますどっぷりと暗闇に浸かる。
いまさら夫を責める気はない。
責める気が満々だったら、離婚しただろう。
私がひとりで突っ走った結果だ。
夫は今、部下が発達障害と思われる人に振り回されている。
どう対応したらいいか、見当がつかないらしい。
人生って不思議だ。
#ワンオペ育児#発達障害児#子育て