発達障害っ子の息子が幼稚園に通っていた頃のおはなし。
送迎バスが無く、園まで直接お迎えに行っていた頃、
クラスも学年も違う、ある女の子のおばあ様に話しかけられました。
そのお嬢さんはご両親が離婚されて、ママのご実家で暮らしていました。
ママはお仕事をされていたので、送迎はおばあ様がされていたのです。
子どもは手がかかる時が必ずあるの、誰でもね
だから大丈夫よ
息子を知っていたのか
私があまりにも暗い顔していたのか
今となっては分からない。
でもその言葉は今も色あせることなく、鮮明に頭に残っている。
アドバイスでもなく、押し付けることもない言葉が
とても有難かった。
私もそんな言葉をかけられる人になりたいと願う。