発達障害っ子の子育てブログ

あなたの子育てに伴走します

障害児を産むこと

知り合いのご夫婦が、出生前診断を受けた。

もしも胎児に障害があったら、産まないと決めたそうだ。

(注:出生前診断発達障害はわかりません)

 

確かに障害児を育てるのは大変である。

主にママの人生をガラっと大きく変える。

 

ふとその時、私だったらどうしただろうと考えた。

やはり不安で怖くなってしまうんだろうな。

若いころの私だったら。

 

今は?

どんな子がきても、きっと大丈夫だと思う。

なんとか育てていくことができるだろうな。

だって発達障害っ子の息子も、産まなければよかったなんて

考えた事は1度もない。

親なんてそんなもの。

母性ってほんとうに良くできている。

素直で優しい人

【障害】というものに真摯に向き合ったのは、やはり息子が発達障害っ子だと分かった時だ。

 

20年前に幼稚園教諭をしていた頃、ん?と思う子が入園してきた。

3歳でほぼ言葉がなく、集団生活になじめない。

園長は親の育て方がよくない、と判断した。

 

当時は発達障害なんて言葉は聞いたことがなかった。

もちろん学校でも習わなかった。

だからカナー症候群のような自閉症しか知らなかった。

それしか教科書に載っていなかったから。

 

今、発達障害という言葉は世間で認知されてきた。

でも本当に彼らの困り感や、接し方も知っているだろうか?

言葉だけではなく、もっとふみこんで関わって頂きたいと願う。

素直で優しい人たちだから。



 

 

一度きりの人生に必要なことば


ご縁がありQOL出版様の本棚に、拙著を並べていただきました^^

 

【人生の質】を【自分の人生を自分らしく、自分を生きる】ことととらえ、

その手助けをするような知恵になるような言葉たちを届けています。

QOL出版H・Pから引用)

 

QOL出版様のコンセプトに共感し賛同しております。

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朝からケンカ

朝、洗濯物を干し終えたら、発達障害っ子の息子が起床しました。

「俺、今日この服を着たいんだよね」

とまだ濡れている服を着ようとするではありませんか!!

まだ乾いてないから、着られないよと言っても、

「そんなの関係ないから」

の一点張り(-_-;)

感覚に敏感な発達障害っ子が多い中、息子は真逆なんです。

だからオムツをはずす時は大変でしたよ。

お尻が濡れていても、気にならないのですから(-_-;)(-_-;)

 

本日東京は雪予報。

寒いのに濡れた服を着て、風邪をひかないでね...

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それぞれの役割

発達障害っ子の息子は中学校時代の友達と、いまだに仲が良い。

2.3か月おきに、飲み会や旅行に行く。

 

田舎の義父母が亡くなり、その家にみんなで泊まりに行くと言う。

そういう時は、それぞれ役割を分担するそうだ。

電車のチケット手配やホテル探し(今回はなし)どこで名物を食べるかなど・・・

 

その友達の中にも発達障害っ子がいる。

彼は割と凡ミスが多く、手配を任せるのは危なっかしいらしい。

だから何もしなくていいよ、と伝えてあるそうだ。

当たり前のようにずっとそうなので、彼も別に気にしていない。

 

私が驚いたのは、彼がお仏壇にお供えを持ってきてくれた事だ。

おじいちゃんとおばあちゃんに、と自分が勤めているスーパーで菓子折りを買って

きてくれていた。

そしてみんなで手を合わせてくれたそうだ。

 

誰も彼にお願いをしていないのに、自分自身で考えて行動してくれた。

そんな彼だから、みんなに愛されるのだろう。

発達障害っ子はできない事ばかりの子ではないのだ。

彼らの優しさや思慮深い部分を、もっと大勢の人に知って頂けたらいいなあと思う。

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助けてほしい時に

子育て支援として、自治体から一時保育に使用できるチケットが配布されている。

ママだって歯医者に行ったり、美容院にだって行きたいから、

なかなか良い支援法だと思った。

 

しかし発達障害児はどうだろうか。

預かってくれる場所は少ないと思う。

最低でも職員ひとりが付きっ切りになるだろう。

怪我をさせないようにと、他のお子さんの保育を滞りなく進めるために、

現場は混乱するだろう。

 

では発達障害っ子のママはどうしているのだろうか?

涙して、我慢するのだ。

私の友人は引っ越しの準備のために、一時保育を願い出たが、

受け入れてもらえなかった。

泣きながら子どもの世話をしつつ、やっとの思いで片づけたそうだ。

私も歯の詰め物が取れたが、息子が幼稚園に通い始めるまで約半年も

受診できなかった。

 

全ての支援が必要な親子に、充分な支援が行き届くことを願って

発信し続けていく。

私のライフワークだ。



 

 

子どもと私、どちらを選ぶ?

夫と話したことがある。

「もしも私と息子、どちらか一人だけ助けられるとしたら

どっちを助ける?」

 

私は当然、息子である

おそらく、ママなら子どもを選ぶのではないだろうか。

ところが夫は”私”と言う。

えーと、気を使わないでいいから本音でね。

怒らないからね^^

それでも夫は、真っ先に助けるのは”私”だと言った。

 

父親と母親はそもそも考え方が違うのだろうか。

是非ほかのご意見があったら、教えていただきたい。